月永進 個展「うつろいときよし水のはざまにて」
舟伏の里へ おんせぇよぉ~(北山交流センター)の2階へあがっていくと、図書館があります。
11月11日(土)~26日(日)は愛知県で写真家として活動している月永進さんの個展「うつろいときよし水のはざまにて」が開催され、部屋には山県市北山地区の景色を切り取ったモノクロ写真が展示されています。
※展示日は北山交流センター1階にある、「舟伏の里へ おんせぇよぉ~」の営業日(金・土・日・祝)に準じて開催。
月永さんが山県市と出会ったのは、2015年の6月。
愛知県名古屋市伏見にあるMITTS COFFEE STAND で行われていた北山地区を紹介する展示でした。
それから名古屋の知り合いと一緒に実際に山県の地を踏み、何度か足を運ぶようになりました。
最初は、「自然豊かで、水が綺麗だなぁ」という感覚だったといいます。
しかし地域を知っていくにつれ、集落行事の後継者問題、空き家問題など、少子高齢化による地域の課題を肌で感じるようになり、ただ美しい場所としてくくることに違和感を覚えたそうです。
そして、北山地区で作品づくりをする最大のきっかけとなったのは、神崎で行われている「精霊送り」でした。
精霊送り:お盆の最終日に、地域の残る彷徨える魂を太鼓と笛で送る行事
昔から集落の方々が大切につないでいる行事を目の当たりにし、強い衝撃を受けました。
その後、写真を撮るだけではなく、地域の方の話も聞くようになったといいます。
それから、2年後の6月に名古屋のGallery White Cubeで北山の作品を展示しました。
そして今回の個展では、「山県里帰り」という企画の一環で、北山の作品たちが里帰りしました。
山県里帰り WEBサイト:http://gifu-yamagata.wixsite.com/satogaeri
名古屋での展示と、北山での展示の最大の違いは、写真を通して北山を感じたあと、実際に外を歩いて今度は自分なりに北山を感じられることです。
ぜひ、写真の北山と、現実の北山を体感しにお越しください。
1986年生まれ 愛知在住
独学で写真をはじめる。
この世界が描き出す事象を通してその根幹に触れたいという想いから主に自然を対象に撮影をしている。
オススメのツアー
-
-
里山アドベンチャー
開催日|
-
スタイルアップヨガ
開催日|
-
持ち込み柿渋染め体験
開催日|
-
レザークラフト教室・体験コース
開催日|
-
おとなの宝物づくり
開催日|